語釈
- 父母
- 父と母。ここでは過去世からの父母も含む。
- 孝養
- 親孝行として供養すること。亡き親の追善供養も含む。
- 一返
- 一度、一回。
- いまださふらはず
- いまだございません。まだ~したことがない。
- 一切
- すべて、あらゆるもの。
- 有情
- 心を持つ生きもの。衆生とほぼ同義。サンスクリット語のサットヴァの訳語。
- 世々生々
- 過去から未来にわたる無数の生まれ変わり。輪廻の中での数え切れない生。
- 兄弟
- 兄弟姉妹。ここでは輪廻の中で縁ある存在すべてを指す。
- 順次生
- 次の生。この命が終わった後の次の生まれ変わり。浄土に往生することを指す。
- わがちから
- 自分の力、自力。
- はげむ
- 励む、努力する。
- 廻向
- 自分の功徳を他者に振り向けること。ここでは自力の廻向ではなく、仏の廻向の意味も含む。
- 自力
- 自分の力で修行し悟りを得ようとすること。他力に対する語。
- さとり
- 悟り、仏の境地。浄土で開く無上の悟り。
- 六道
- 迷いの世界の六つの境界。地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天の六つ。
- 四生
- 生まれ方の四種類。胎生・卵生・湿生・化生。あらゆる生き物の生まれ方を示す。
- 業苦
- 業(過去の行い)による苦しみ。
- しづめり
- 沈んでいる、苦しみの中にいる。
- 神通方弁
- 神通力と巧みな方便。仏が持つ不思議な力と衆生を導く手段。
- 有縁
- 縁のある者。仏法と縁のある人々。
- 度す
- 救う、済度する。迷いの世界から救い出すこと。