- 辺地往生
- 浄土の辺境に生まれること。本願を疑う者が一時的に生まれる場所への往生。
- とぐる
- 遂げる、果たす、達成する。
- つゐには
- 最終的には、結局は。
- 地獄
- 六道の最下の世界。最も苦しい迷いの境界。
- おつべし
- 落ちるはずである、堕ちるに違いない。
- 証文
- 証拠となる文章。経典や論書の典拠。
- みへさふらう
- 見えますか、書かれておりますか。
- 学生だつる
- 学問ぶった、学者気取りの。「だつ」は~めく、~ぶるの意。
- いひいださるる
- 言い出される、主張される。
- あさまし
- 浅ましい、嘆かわしい、情けない。
- 経論
- 経典と論書。仏説の教えと祖師の解釈・注釈。
- 正教
- 正しい教え。浄土の教えを説いた経典・論書。
- みなされて
- ご覧になって、読まれて。
- 信心かけたる
- 信心が欠けている、信心が不足している。
- 行者
- 修行する者。ここでは念仏を称える者を指す。
- うたがふ
- 疑う。本願を信じきれないこと。
- 辺地に生じて
- 辺地に生まれて。浄土の辺境に往生して。
- つぐのひて
- 償って、つぐなって。
- 報土
- 報身仏の浄土。阿弥陀仏の真実の浄土。
- うけたまはり
- 承って、教えを聞いて。
- 化土
- 方便化身土の略。本願を疑う者が生まれる浄土。真実報土に対する語。
- すすめいれられ
- 勧め入れられ、導き入れられ。
- むなしく
- 空しく、無意味に。
- 如来
- 仏の尊称。ここでは阿弥陀如来を指す。
- 虚妄
- 嘘いつわり。事実と異なること。
- まふしつけ
- 申しつける、言いつける。ここでは「嘘を言いかける」の意。